適切な対処が大切

4月 10th, 2016

人は外部からの侵入に対し、異物を除去しようとする免疫反応が出ます。場合によってはその免疫反応が生体に影響を及ぼすことがあり、それがアレルギーです。もっとも多い1群の疾患は、アトピー性皮膚炎・花粉症・鼻炎・気管支喘息・アナフィラキシーショックなどがあります。日本人の3人に一人はアレルギーを持っていると言われており、その数は3000万人~4000万人ともなっているようです。やっかいなアレルギーは、どうすれば防げるのでしょうか。
気管支喘息や鼻炎・アトピーの原因として、ハウスダスト・ダニ・フケの影響などがあります。また、杉・ヒノキ・ブタクサなどの植物、さらにナッツ類・卵・小麦粉・米・大豆などの食物摂取もあるのです。専門医療機関などで血液検査を行い、自分が何に反応が出るかを調べることが大切となります。治療の根本として、原因となるアレルゲン物質を身辺から取り除くことが最も重要です。ハウスダストやダニが原因であれば、こまめに床の掃除機をかけることや布団乾燥機を使用し、その後布団に掃除機をかけるなどの対策します。一定の食物に反応がある場合、飲食店などではしっかり確認し、入ってないことを徹底する必要があるでしょう。花粉症は、今までなかったのに年を重ね出てくる場合もあり、とても厄介なものです。医療機関に処方してもらった薬を飲み、森林が多い場所では必ずマスクを着用します。
大部分は、適切に対処すれば支障なく日常生活が送れます。担当医師と相談しながら、適切に対処したいものです。

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